2021年11月14日日曜日

自民党が「こども庁」を創設するきっかけ #防止策イベント2021


 自民党の若手の国会議員の勉強会(※選挙で1~3回ほど当選した新人議員が中心)が提案し始め、今年2021年9月に政府案件になって予算がつき、2022年春に新設される「こども庁」

 眉唾モンで斜めに見ている方も、いらっしゃるかもしれません。

 実は、そのきっかけの一端を担ったのが、今年は全国7か所で地元市民が開催している「子ども虐待防止策イベント」だと知っていますか?

 山田太郎(参議院議員)は、下記のNHKの記事で「こども庁」に話してます。

『子ども虐待防止策イベント in 東京 2021』に参加した山田太郎・参議院議員

 山田議員は、昨年(2020年)の東京で行われた「子ども虐待防止策イベント in 東京 2020」に参加し、虐待被害を告白したサバイバーたちと出会い、彼らの悲痛な経験を目の前で聞きました。

 そして、今年(2021年)3月から自民党の若手議員で勉強会を発足。
 イベントで出会った虐待サバイバーを勉強会に招いて、オンラインも含めて全国の自民党の議員にサバイバーの声を聞かせるチャンスを作ったのです。


 勉強会に招かれたサバイバー・風間さんは、「子ども家庭庁」だった仮称について、「子どもファーストなら、家庭はセカンド」と発言し、勉強会に参加した議員は全会一致で「家庭」を取り、「こども庁」と呼称することにしました。

 虐待サバイバーにとって、「家庭」は虐待のトラウマをフラッシュバックさせる地獄。
 「こども地獄庁」なんて名前をつける政党には、虐待サバイバーの有権者は投票しなくなるでしょう。
 当事者の声を大切にしてもらえたことに、本当に感謝します。

 なお、もともと「子ども庁」を言い出したのは、民主党です。
 一刻も早く子どもを救う必要があるのに、それを邪魔しているのが縦割り行政。

 縦割りの行政では、こどもをめぐる1つの案件が、文科省・厚労省・内閣府・法務省など複数の省庁間でたらい回しになり、瞬時に動くことができません。

 学校でいじめがあれば、文科省の管轄。
 でも、いじめられた子に聞いたら、「親に虐待されてる」と。
 こうなると、厚労省の管轄。
 しかも、夫婦間のDVがあったなら、内閣府の担当案件。
 さらに、いじめた子がひどい暴力行為をしたなら法務省。
 いじめの最中に学校の備品が壊れて、子どもがケガしたら、消費者庁。

 それをシンプルに一元化し、まるっと責任主体になるのが「こども庁」の役割です。
 子どもたちのために、より良い仕組みを作っていただきたいです。

 そこで、虐待サバイバー・政治家・一般市民が「新しい虐待防止策」を議論し、議会へはかろうという試みが、「子ども虐待防止策イベント」

 11月27日(土)、太田市美術館・図書館で『子ども虐待防止策イベント in 群馬 2021』を開催します。

 参加したい方は、下記リンクから予約メールを送ってください。


※当日会場で自分の虐待被害を伝えたい方、募集中。
 群馬県民が対象ですが、埼玉・長野・栃木の県民も歓迎!
 下記リンクの記事を最後まで読み、そのページの一番下のメールアドレスからお申込み下さい(残り1名のみ募集)。

※このイベントを運営するボランティア・スタッフになりたい方は、下のリンクの開催マニュアルを読んだ後で、件名に「スタッフ参加希望」と書き、下記のアドレスまで。


■開催費に寄付を!

 群馬銀行 太田支店 普通預金
 店番号 220 口座番号 2269753
 名義 キベマリコ


※一口1000円単位でお願いします
※返金はどんな理由でもできません
※振込手数料はご負担ください
※口座名は、運営代表の個人名
※法人向けに、1枠5万円の永久掲示バナーを売り出し中

■お問い合わせ
 powercgunma2021@gmail.com
(キベマリコ)

※コピーして、メールブラウザへペースト
※下のSNSボタンを押してくださると、ありがたいです!!