コロナ禍とは思えないほど想像以上に人が集まり、テーブル席(およそ60席)は全部埋まり、臨時で用意された後方の座席も満席でした。
前半は、パワチル群馬のお二人の自らの体験談の朗読から始まりました。
当事者の生の声として語られるリアルは、とうてい『過ぎ去った過去の事』では済まされない重い現実を突きつけられるかのような迫力が伝わり、私自身も涙を堪えるのが大変でした。
会場に集まった多くの人達も、みんな同じだったのでしょう。
シーンと静まりかえり聞き入っているご様子。
シーンと静まりかえり聞き入っているご様子。
私にとって衝撃的だったのは、蹴る殴るのような目に見える形の暴力ではなくても、幼少期に受けた心の傷は大人になってもずっとずっと人生に影響し続けるんだなぁ、ということ。
まだ幼いうちから親からの愛を十分に受けられず、孤立感や孤独感にさいなまれ、でも本能で親の愛を欲し満たされたいが為によい子を演じ続けなければならない・・・、子どもながらに必死に頑張っても報われないというジレンマを体験してしまう。
その結果、大人になってから「生きづらさ」という形として表面化してしまう。
虐待の連鎖をくい止めるにはどうしたらいいの?
虐待にあっている当事者だけが動けば良いこと?
児相や専門家だけが動けば良いことですか?
違うと思います。
我々大人が、社会全体が「自分事」として、この社会から虐待を無くすよう活動を始める必要があるのではないでしょうか。
朗読者の方が、おっしゃっていました。
虐待の連鎖をくい止めるにはどうしたらいいの?
虐待にあっている当事者だけが動けば良いこと?
児相や専門家だけが動けば良いことですか?
違うと思います。
我々大人が、社会全体が「自分事」として、この社会から虐待を無くすよう活動を始める必要があるのではないでしょうか。
朗読者の方が、おっしゃっていました。
「自分が活動する意味は、被虐待者の若い人にはこれからの人生楽しんでもらいたい! 戸惑いから一歩が踏み出せない人の背中を、そっと押してあげたい」
自分と同じような境遇の方達への思いやりの気持ちに、とても感動させられる言葉でした。
11月27日に『子ども虐待防止策イベント』を太田市で開催する市民ボランティアチーム「パワチル群馬」では、一緒に活動したいボランティアを募集中です。
*ボランティア・スタッフになりたい方は、下のリンクの開催マニュアルを読んだ後で、件名に「スタッフ参加希望」と書いて、下記のアドレスまで。
■開催費に寄付を!
群馬銀行 太田支店 普通預金
店番号 220 口座番号 2269753
名義 キベマリコ
※一口1000円単位でお願いします
※返金はどんな理由でもできません
※振込手数料はご負担ください
※口座名は、運営代表の個人名
■お問い合わせ
powercgunma2021@gmail.com(キベマリコ)
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