「自分は昔のようには働けない。いまは社員たちに食べさせてもらっている。ありがた
い。社員のおかげだ」
中里社長の口癖です。補充作業は若手にまかせても、取引先との打ち合わせや多数の自 販機の管理や経理事務で深夜まで働く日々は変わりません。
そんな中、中里社長は、この『子ども虐待防止策イベント in 群馬 2020』のイベント・ディレクターであり、フリーライター・編集者の今一生さんの「社会起業と地域再生」をテーマにした講演に参加 しました。
長年温めていた「地域の為になる仕事をしたい」という夢に希望の炎がともったそうで す。家族経営の小さな企業であること、多忙であることを言い訳にせず、自分でやれるこ とをがんばってみたいと決意しました。
中里社長は、深谷市の水道水が良質な地下水を使用していることに着目。長年地域で活 動してきた信頼関係を軸に、さまざまな人の支援を受けながら深谷市の水道局や深谷市の 人気キャラクター「ふっかちゃん」を使った「ふっか水」として発売することができまし た。
「ふっか水」はまろやかで美味しいお水として、大人気となりました。
中里社長のインタビュー
「僕は生まれも育ちも深谷市なので、水道水がおいしいと思ったこともありませんでした。深谷市民が都会へ住むとこっちの水道水は飲めないという話はよく聞いていました。最初は、どこにいてもふるさとの美味しい水を飲めるようにしたいと思ったんです。幼いころから耳にする渋沢英一の教えが染みついていたのでしょう。社会起業という考えを知り、地域の人間として、仕事を通じて防災の役に立ちたいと思いました。
それで、美味しいふっか水を備蓄水として利用できないかと思いつきました。
5年間の保存可能な水として認められ、市の防災備蓄用水に採用された時はうれしかったです。
深谷市には「ふっかちゃん子ども福祉事業」という取り組みがあり、ふっか水の売り上げの一部を寄付しています。
今回の子ども虐待防止策イベントの開催される太田市は、利根川を挟んだすぐお隣です。
今一生さんの社会起業のセミナーで得た教えを形にしましたよ、というお知らせもかねて、 イベント当日にふっか水の寄付という形で協賛をすることになりました。
コロナ禍で飲料業界も厳しいですが、こういう時だからこそできる範囲で助け合いたい ですよね。渋沢栄一の名言を送ります。 “できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務 である。” 皆さん、大変だと思いますが、がんばって素晴らしいイベントにしてください。利根川の 向こう岸から応援しています」
中里社長、ふっかちゃんの美味しい水をありがとうございました。
(取材・文章:パワチル群馬スタッフ S)
中里商店 HP
https://bso4043.a.bsj.jp/#business-information
ふっか水(ウィキペディア)
http://fukapedia.com/wiki/index.php?title=%E3%81%B5%E3%81%A3%E3%81%8B%E6%B0%B4
ふっかちゃん子ども福祉基金の概要(深谷市 HP)
渋沢栄一の紹介
http://www.city.fukaya.saitama.jp/shibusawa_eiichi/shokai.html
群馬銀行 韮川支店 普通預金
店番号 227 口座番号 0424289
名義 ヨシムラコウセツ
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